建築と設備・41
松波総合病院
田辺 尚美
1
Naomi TANABE
1
1(株)岬建築事務所
pp.971-976
発行日 1989年9月1日
Published Date 1989/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209689
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■病院の沿革
松波総合病院の敷地は,木曽川の清流に面し,北に岐阜城,西に伊吹山を望む風光明媚な場所にある.ここに昭和63年2月,鉄骨鉄筋コンクリート造,地下1階,地上8階,延床面積約19,500m2,病床数437床の新総合病院として創設された.
当病院の前身である松波病院(旧病院)は,昭和8年松波外科医院として開設され,以降順次規模,病床数も増え,昭和62年には約250床の病床を持つ病院に至ったが,より高度で快適な医療施設づくりを目指すには敷地,建物共に手狭となった.そこで,旧病院敷地と道路を挾んで隣接する当敷地に新総合病院を建設することとなった.
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