病院管理の現場から 看護最前線
ある日の業務計画
鈴木 久子
1
Hisako SUZUKI
1
1船橋市立医療センター
pp.145
発行日 1989年2月1日
Published Date 1989/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209492
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今日は月曜日,1週間の始まりだ.出勤後すぐ,夜間管理当直婦長から簡単に夜間の救急外来の報告を受け,私の勤務場所である一般外来・救急棟のナースステーションに入る.「お早ようございます」の挨拶が終わるや否や,深夜勤務者から,「○○さん,風邪で体調が悪いと電話がありました.8時半頃にもう一度婦長あてに電話が入ります」との報告を受ける.
外来は月曜日が最も忙しいだけに,1人でも欠けたら大変だと頭を悩ましている矢先に本人から電話が入った.「土曜日,日曜日と休み,大分良くなりましたがまだ体調が整わないので休ませてほしい」という.無理をするとかえって風邪が長びいてしまうだろうと思い,「1日ゆっくり休んで治すように」と話して電話を切った.
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