特集 ニードの多様化と効率的薬剤部門
パートナーとしての病院薬剤師に何を望むか
相澤 力
1
,
井部 俊子
2
,
岡 美子
3
Chikara AIZAWA
1
,
Toshiko IBE
2
,
Yoshiko OKA
3
1東京大学医学部第1内科学教室
2日本赤十字看護大学
3津市役所保健課
pp.824-827
発行日 1987年10月1日
Published Date 1987/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209153
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医師から
くすりによる治療が治療全体に占める割合は絶対的にも相対的にも大きくなっている.治療には外科を代表とする領域での外科的治療,精神科を代表とする領域での精神的治療などがあるけれど,外科でも精神科でも薬物療法の重要性は以前とは比較にならぬほど大きくなってきている.くすりによる治療はもはや内科医の専売特許ではなくなった.このような状況のもとで,くすりによる治療に薬剤師がどのように関与しているのか,医師が薬剤師に期待する関与のしかたはどのようなものであるかについて私見を述べたい.
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