グラフ
治りたいというお年寄の希望に応えられる病院に—東京都多摩老人医療センター
pp.981-986
発行日 1986年12月1日
Published Date 1986/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208950
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未だ武蔵野の面影を残す清瀬・東村山地区に,老人専門の都立病院がお目見えした.都老人医療センター(旧養育院附属病院)と同じ財務局管轄の多摩老人医療センターがそれである.都の東村山老人ホームの一画に建った当センターは,高度総合病院の少ない多摩地域のニーズに応えることを目的に建設された.そして,もう一つ敷地内の3ホーム入居者1110名の医療を確保する役割も担っている.高齢化時代にマッチした最先端の老人病院の誕生というだけでも話題性はあるのだが,行政改革の叫ばれる状況反映してい,公立病院としては珍しく大胆な委託の導入に踏み切り,病院給食の3課題とされる適時・適温・選択メニューを実現して注目されている.
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