新しい医療と厚生行政
病院における公共性について
厚生行政研究会
pp.870-871
発行日 1985年10月1日
Published Date 1985/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208696
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今夏最大の悲劇となった日航機事故が起こった同じ日,数年来検討が続けてこられた国立病院療養所の統廃合についての具体的計画が発表された.現在250以上ある国立病院療養所を,統廃合により数としては減ずると共に全体の機能を"国立"という点に注目して充実強化する,というものであった.国立である意味,必要性については,何も国立医療機関に限らず,行政改革の流れの中で議論され始めて久しい.今回はこれら国立機関も含めて,医療の中における公共機関の役割について考えてみる.
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