研究と報告【投稿】
在宅医療における緊急入院
池田 信明
1
,
大井 通正
1
,
垣内 浩子
1
,
後藤 フミ子
1
Nobuaki IKEDA
1
1医療法人同仁会耳原鳳病院
pp.675-676
発行日 1985年8月1日
Published Date 1985/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208646
- 有料閲覧
- 文献概要
当院は大阪府堺市の南端に位置するリハビリ専門病棟40床,内科病棟42床を持つ民間病院である1).昭和57年4月以来,専任保健婦1名(58年4月より保健婦1名,看護婦1名)よりなる在宅医療部を発足させ在宅医療に取り組んできた2,3).
在宅生活を送る患者,家族が最も必要とすることは,内科的状態が悪くなった時に入院できるかどうかである.当院では急性増悪に対処するために常時1〜2床の空床を確保している.今回は,在宅患者の緊急入院の実態について報告する(本論文の要旨は42回公衆衛生学会で報告した).
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.