特集 効率化のための診療プログラムの総合管理
国立循環器病センターの診療活動
尾前 照雄
1
,
児玉 順三
2
Teruo OMAE
1
,
Junzo KODAMA
2
1国立循環器病センター病院
2国立循環器病センター
pp.200-202
発行日 1985年3月1日
Published Date 1985/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208532
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国立循環器病センターは循環器病の専門的診療,研究を行うための施設として昭和52年8月診療を開始した.診療単位は,内科,外科,小児科,婦人科というような従来の診療形態をベースにはしているが,心臓・血管,脳血管,腎・高血圧,代謝,周産期医療などに区分され専門病院としての性格を明確に打ち出している.そのほか,CCU, ICU, SCU, NCUといった集中的治療システムが大きな役割を果たしていることが特徴と言えるだろう.
開設以来,既に7年以上を経過し,病院は今やフル回転の時期に入っているということができる.外来,入院の取り扱い,診療の実態と今日までの実績,循環器病センターの運営と役割について紹介する.
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