グラフ
高度医療機能を拡充強化—山口県立中央病院
pp.737-742
発行日 1984年9月1日
Published Date 1984/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208391
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□昨年5月に新築移転□
山陽新幹線小郡駅から山陽本線上りで約20分,人口約12万人の防府市の市街地が近づくと,左手遠くの山麓に,萩焼の釉薬を外装のモチーフにした高い建物が遠望できる.これが昨年5月に新築オーブンした山口県立中央病院である.
防府市は"漂泊の俳人"種田山頭火の生誕の地であり,周防国分寺や日本三天神の一つの天満宮,毛利氏の本邸などがあり,歴史に縁の深い地でもある.旧病院は,昭和24年に山口県立防府総合病院(病床数104床)として発足.昭和28年には山口県立中央病院と改称し250床に増床,その後増改築を重ねて425床となり,防府市をはじめとした地域住民の医療を担ってきた.
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