特集 医療費抑制下における給与費対策
職員構成の適正化と活性化
鷹取 保三郎
1
Yasusaburō TAKATORI
1
1(財)倉敷中央病院
pp.205-206
発行日 1984年3月1日
Published Date 1984/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208251
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病院における職員構成
病院における業務とは多種小量生産の業務であって,かかる業務を運営する人的構成から見ると知識集団による階層構造であると言うことができる.
医療活動というものは労働依存度の高いものであって,その中心となるべきものはもちろん医師であるが,医学及び医療というものは日新月歩の進歩と新技術の開発が進められ,これに伴って,医療機器のめざましい発展がもたらされ,医療イメージも変化し,医療関係職員の構造も昔とは異なり,医師とナースという医療の原型から,エックス線技師,検査技師等,特殊ライセンスを必要とするパラメディカル部門を含む職員構成へと成長発展を来たしているのである.
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