研究と報告【投稿】
手術室における看護職員構成の一試案
大山 公子
1
1虎の門病院手術室
pp.79-83
発行日 1967年8月1日
Published Date 1967/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203152
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
日本における病院形態ができあがって以来今日まで手術室で活躍してきたのは,医師と看護婦の二つの職種であった。
ところが近年の医学進歩に伴い手術的治療にも高度な外科手術が必要となってきた。それには複雑化された種々の器械,器具を使用して手術が行なわれるので,手術室看護業務にも次第に専門的な知識を要求されるにいたった。すなわち近代設備を施した手術室においてはこれら種々器械の取扱い,点検などについておのおの専門技術者によって管理される傾向にあるのである。
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.