病院と地域活動 インタビュー
大和医療福祉センターの運営とその課題・2
黒岩 卓夫
1
,
権平 達二郎
2
,
斎藤 芳雄
3
Takuo KUROIWA
1
,
Tatsujiro GONDAIRA
2
,
Yoshio SAITOH
3
1大和医療福祉センターゆきぐに大和総合病院
2大和町農村検診センターゆきぐに大和総合病院
3魚沼地域特別養護老人ホーム八色園ゆきぐに大和総合病院
pp.1053-1056
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208191
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■具体的活動—特に老人と小児をめぐって
本誌センターでは,地域活動として健康座談会や検診活動を精力的にされていますが,最近,特に問題になっている老人の医療一これは保健の問題も含めて,具体的にどのような活動をされているか,簡単にご紹介下さい.
黒岩 一つは在宅療養をサポートするということで「地域看護部」があることでしょうね.これは,京都の堀川病院の方式をほぼ踏襲しているわけです.その中心は訪問看護と間欠入院ですが,容態が悪くなれば入院させ,よくなればなるべく早く在宅するようにするということをスイッチしながら,できるだけ在宅で老人をケアしたいということです.それと関連して定期往診です.ドクターが定期的に回って歩くという形で,老人の在宅のケアをしている.
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