グラフ
住民に信頼され愛される病院づくり—東国東地域広域国保総合病院
pp.469-474
発行日 1983年6月1日
Published Date 1983/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208029
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東国東地域広域国保総合病院は大分県の国東半島の東部に位置する国見町,国東町,武蔵町,安岐町及び離島の姫島村の4町1村より成る東国東郡地域広域市町村圏事務組合立の病院である.地域の人口は約4万5千人で,ここ数年はほぼ停滞しているか,昭和35年の約6万3千人から激減してきた典型的な過疎地域である.
国東半島のほぼ中央には海抜721mの両子山があり,ここから山岳地帯が海岸線にまで放射状に走っている.集落はこの山あいと海岸のわずかな平坦部に散在している.海岸沿いを走る国道213号線が4町を結んでいるが,全般的に足の便は悪い.
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