グラフ
母児救急から"親子の絆"まで—大阪府立母子保健総合医療センター
pp.189-194
発行日 1983年3月1日
Published Date 1983/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207964
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
■産科と小児科の谷間からの脱却
近年,各地の基幹病院にNICUが設置されるなど,周産期医療に対する認識が漸く高まりつつある.大阪府南部,堺市と和泉市にまたがる関西随一のベッドタウン「泉北ニュータウン」の一角に,昭和56年オープンした当センターは,母児救急を主体とした我が国初の周産期専門医療施設であり,新生児を胎児から乳児まで総合的にとらえることによって,産科と小児科の谷間にあると言われてきた従来の周産期医療から脱却するための担い手として,期待が寄せられている.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.