フレツシュ婦長
横尾京子さん—大阪府立母子保健総合医療センター新生児棟
本誌
pp.1321
発行日 1982年12月1日
Published Date 1982/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919720
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同医療センターか大阪府の南部“泉北ニュータウ”に開設されたのは,1981年10月.以来,親子関係と地域医療を重視する觀点から.ハイリスク妊婦・新生児のケアに関して,大阪府下の核として機能している.横尾さんは82年4月から,このセンター新生児棟(スタッフ39名,NICU,SCBU合わせて40床,将来60床にする計画)を預っている、「日本の未熟児看護はまだ遅れていますし,ナースの役割も確立さたていません.NICUでのナースはブライマリ・ケアの実践者でなければなりませんし,それだけに教育が重要だと考えます.ただ技術だけというのではなく,親子関係や社会性を重視したケアを目指しています、開設1年を経過したのでデータを集め,それを分折して,看護上必要な,このセンターでの基準づくりをしています、これをベースに全体のレベルをより高いものにし,臨床でありをがら,病棟全体をアカでミックなものにしていきたいと考えています」
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