グラフ
活発,緻密な地域包括医療を展開—市立島田市民病院
pp.561-566
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207774
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
遠州と駿河を隔てる大井川の東岸にあり,東海道五十三次の宿場町として栄えた島田市は,人口7万余の静かな地方都市である.この島田市にあり,大井川流域住民15万人にとって唯一の公的病院が市立島田市民病院である.
訪れた第一印象は,活気に満ちた病院であるということである.他では奥まって静かな院長室も,ここでは診療部門の活気が直かに伝わってくる感がする.職員の目も生き生きとし,動きもきびきびしている.しかし,現在の盛況を見るまでには,必ずしも平担な道程ばかりではなかった.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.