グラフ
救急医療の専門病院として4年—医療法人札幌中央病院
pp.473-478
発行日 1982年6月1日
Published Date 1982/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207751
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医療法人札幌中央病院は,二次・三次の救急医療を専門とする病院である.現在,独立型救急専門病院としては,大阪府及び千葉県に見られるが2か所とも公立の医療機関であり,民間では当院が最初のものであろう.
開設は昭和53年4月,当時,札幌市内には一次救急を担当する医療機関として札幌市医師会の夜間急病センターなどがあったが,二次・三次の救急医療機関がなく,緊急入院を必要とする患者の移送先に苦慮していた.そこで,「救急医療は医療の原点である」という信念を持つ須田院長及び前仏副院長ら当時の札幌医大病院救急外傷部のスタッフ5名が一体となって,120床で発足した.
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