人
柔と剛の二人三脚で新病院を作る 武蔵野赤十字病院 丹羽直久院長と東義晴事務部長
辻野 純徳
1
1浦辺建築事務所
pp.108
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207662
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創立30周年を期しての武蔵野赤十字病院の全面的改築工事も昭和56年11月26日竣工し,常陸宮妃殿下をご案内する丹羽院長,東事務部長のお顔は晴々としていた.
昭和24年"愛の病院"の灯を掲げ,神崎三益前院長の手で播かれた一粒の麦は,既に三多摩地区の中核病院として実を結んでいた.昭和39年には吉武泰水先生による病院改築のマスタープランが作成され,病院の将来像が示されてきた.昭和49年,本院の慈父であり,クリスト者であり,現役53年の真の日赤人である神崎先生から,丹羽・東の両氏に総指揮がバトンタッチされ,一回り大きく成長した本院の役割にふさわしい病院設備の近代化へと,再び種が播かれることとなった.
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