小特集 食堂・売店・駐車場運営管理
食堂・売店・駐車場運営管理の実際
重井 博
1
,
大和 人士
2
,
元木 千尋
3
,
上林 三郎
4
,
安藤 裕健
5
,
竹本 吉夫
6
,
竹下 金治
6
,
槇野 敬一
6
,
木下 博
7
1創和会重井病院
2岡山済生会総合病院
3佐久総合病院
4聖路加国際病院
5太田綜合病院
6秋田赤十字病院
7栃木県県南総合病院
pp.109-122
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207663
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創和会重井病院=外来食堂と売店を外部の業者に委託
当病院における食堂と駐車場は,職員のための福利厚生施設と,患者及びその関係者のためのサービス施設の二つに分けて運営管理されている.この外来食堂と売店は営利を目的としない,患者のための親切な運営が可能な直営が最も望ましいと思われるが,当院においては諸般の経緯からして,すべて外部の業者に委託してきた.この十数年を振り返ってみて,こうした形態のメリット,デメリットを,駐車場の運営と併せて考察してみるのは病院経営上意味のあることであるので,その実情をあからさまに述べてみることにした.
ちなみに当院は岡山県倉敷市の中央部に近く,昭和33年に医療法人病院を設立し,その後次第に発展して現在280床の内科・外科の病院として地域医療の一端を担っている.その間,岡山県内の民間病院では,最も早期の昭和43年に,人工腎臓の導入による人工透析を開始し,約130人の透析患者の診療に当たっている.
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