新 病院建築・49
病院の建築規模と部門別面積配分1982年
伊藤 誠
1
,
河口 豊
2
,
中山 茂樹
3
1千葉大学工学部建築学科
2厚生省・病院管理研究所
3千葉大学工学部建築学科
pp.65-73
発行日 1982年1月1日
Published Date 1982/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207657
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はじめに
我が国の病院が,どの程度の面積をもって建てられ,またその面積を院内各部門にどのような比率で割りふっているかについては,過去にも何度か分析を行い,そのつど結果を報告1〜3)してきた.それらは,新しい病院の計画資料として,またそれぞれの設計を検討するための比較対象として,広く活用されてきたようである.
しかし,ここ数年,病院全般の規模水準は急速に向上しつつある.現状を常に正確に把握し,今後の方向を見定めていくために,以下,再びその後に建設された病院についての分析を試み,かつは前報2)との比較検討を行う.
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