新 病院建築・37
国立身体障害者リハビリテーションセンター
栗原 真文
1
1(株)伊藤喜三郎建築研究所
pp.77-82
発行日 1981年1月1日
Published Date 1981/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207368
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はじめに
「国立身体障害者リハビリテーションセンター」は,厚生省の種々の審議会,及び委員会を経て,我が国最初の大規模,かつ総合的なリハビリテーションの専門機関として設立された.その要旨は,我が国のリハビリテーション技術の研究・開発,専門技術職員の養成・研修,国内外の情報資料の収集・提供,さらに全国のリハビリテーション施設の指導的活動を行うとともに,多数の各種障害者を収容し,医療から職能訓練に至るまでの総合的,かつ高度なリハビリテーションを行うことを目的としている.
施設の発足は,在京3センター(国立身体障害センター,国立東京視力障害センター,国立聴力言語障害センター)の移転統合によって始まり,各種障害者の構成は,肢体障害者100名,視力障害者280名,聴力言語障害者100名,内部障害者100名の合計580名を対象としている.
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