実務のポイント 購買・倉庫
主要物品の価格の推移と購買
本田 力
1
1虎の門病院
pp.680-681
発行日 1979年8月1日
Published Date 1979/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206938
- 有料閲覧
- 文献概要
病院で購買業務を担当する用度課としては,いかに良いものを安くそして早く納入させるかが問題となる.しかし安かろう悪かろうで使用部署からクレームを言われるのでは困る.一般的に病院の支出割合は,人件費50〜60%,物品費30〜40%,薬品15〜30%,原価償却5〜8%,その他というのが大半の目安のようである.病院の内情によって差があるのはもちろんであり,個人病院では人件費はもっと少ないはずである.
最近は物品だけでなく薬品も事務サイドで扱う病院が多くなっており,要するに物品+薬品45〜70%の支出を抑えて,医療収入以外の第3の利潤をあげるというのが用度課職員の義務であろうと思われる.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.