院内管理のレベル・アップ 購買・倉庫
購買・倉庫の管理のポイント・1
物品・医薬品の購買管理
塩山 雅英
1
1聖路加国際病院用度課
pp.52-53
発行日 1976年6月1日
Published Date 1976/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205927
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病院で取り扱う物品や購買する数量は,一般企業のそれと異なり,多種少量といった点に特徴があって,5,000種から6,000種に達するといわれている.これを金額で示すと,病院収入に対して30%から40%といった非常に膨大な額になる.特に,医薬品の購買額は毎年,「5年倍増説」を裏付ける数字の伸びを示している.そのためには病院で取り扱う材料,資材の合理的,経済的な運用と物品請求,補給のサイクルの標準化をはかる必要がある.さらには,帳票統制(帳票の種類,型式,印刷様式),内部牽制組織などを再検討して,過剰在庫品やデッドストックをもたないよう,十分なチェックと注意が払われなければならない(図参照).
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