特集 医療チームとしての栄養部門
座談会
実り多き病院食のために
内藤 周幸
1
,
西村 薫
2
,
内田 卿子
3
,
川北 祐幸
4
1東京大学病院第一内科
2自治医科大学病院栄養部
3聖路加国際病院看護部
4順天堂大学病院管理学
pp.909-915
発行日 1978年11月1日
Published Date 1978/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206699
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川北医療チームとしての栄養部門ということで,これからお話を伺っていきたいと思います.
いまさら人間の食事を取り上げるのもおかしな話ですが,よく考えてみますと,食事はエネルギー源というだけではなく,好みなどいろいろな要素が含まれています.また病気の場合は,治療の方法がずいぶん変わってきておりますので,それに伴って,食事もまた別の観点からもういっぺん考え直していい時期にきていると思います.そのようなことで,今日は,病人を中心にして,食事をどのように考えていけばよいか,お話しいただきたいと思います.
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