地方の病院から
住民と共に歩む健康管理活動を目指して(1)—長野県・長門町国保長門町病院
矢島 嶺
1
1長門町国保長門町病院
pp.833
発行日 1978年10月1日
Published Date 1978/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206671
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長門町病院と健康管理センターの概況
長門町病院は病床数60床,1日の外来数200人の過疎農村の小国保病院である.医師数は分院まで含めると4人で,内科3,外科1である.うち併設の健康管理センター所長は,病院の内科医と兼任である.職員は,看護婦32名を含めて,66名である.パート医師は,信州大学病院,上田市の国立病院などの応援を得ている.長門町住民の75%は当院を受診しており,町民の信頼を得ている.その他,近隣の町村よりの患者も増加しており,午前中に,医師1人あたり90-100人くらいの受診者で活気を呈している.
健康管理センターは,病院の一室を借りており,センターとは名ばかりの施設である.
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