院内管理のレベル・アップ 労務
労務管理の考え方・5
新しい労使間の定義(1)
山本 重文
1
1医療法人清心会山本病院
pp.662-663
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206616
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はじめに
現代における労使間のあり方を考える時,大きく時代が変遷しているにもかかわらず,労使双方の体質には旧態依然たるものがあり,私はここに自分の意見として,新しい現代の時流に見合う労使間のあり方を述べたいと思う.
まず本年,1978年度における春闘共闘会議と諸々の資本側との対決を振り返って見た場合,春闘共闘会議側はなおも旧態依然たる姿勢を持ち,経営の実態を無視したかのような形でのストライキ万能主義的戦術を組み上げて,資本に対決を迫った.
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