特集 病院と労使関係
労使関係改善のための努力の経験
経験・3—佐久総合病院
わが病院の労使関係とその歴史
飯島 聖人
1
1佐久総合病院
pp.56-58
発行日 1969年3月1日
Published Date 1969/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203590
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あらゆることが経営協議会で決定
佐久総合病院は信越線小諸駅から小海線で南に約25kmの,南佐久郡臼田町にある.臼田町は人口1万5000余の小さないなか町で,病院は昭和19年1月,この町に開設された.発足時は20床だったが,現在736床となり,従業員も10数名から,本院と分院2か所(小諸市97床,山間部小海町12床)あわせて540名余となり,病院のほかに高等看護学院(学生103名)と農村医学研究所を併設している.
信州の片いなかに845床の大病院ができたこと,農村医学・農村医療の研究と実践により,多少世間に知られるようになったことは,若月院長の卓越した指導力と,全従業員の固い団結と協力によるものと信じている.
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