特集 病院組織と看護の専門化
座談会
患者を中心とした看護婦と医師の接点
松沢 孝子
1
,
近森 芙美子
2
,
田島 香代子
3
,
日野原 重明
4
1北里大学病院
2横浜市立横浜市民病院
3県立神奈川こども医療センター
4聖路加看護大学
pp.552-557
発行日 1978年7月1日
Published Date 1978/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206586
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日野原最近,看護の独自性ということが強く叫ばれております.医師は夢にもこういう時代がくるとは考えずに,これまで業務を展開してきたわけです.そういうところに,看護の独自性が鮮明に打ち出され,両者がぶつかった場面がほうぼうで見られたわけです.そこでは患者はどうなっているか,間にはさまれて困っているというようなことも想像されるわけです.そこで今日は,現状を分析して,どこに問題があるかを明確にし,今後どうすべきか論議したいと思います.
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