特集 病院の汚染防止
特殊施設の汚染防止
小児病棟(未熟児新生児病室を含む)
石塚 祐吾
1
1国立東京第二病院・小児科
pp.390-392
発行日 1978年5月1日
Published Date 1978/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206533
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小児疾患の中において成人に比べて感染症が多いことは周知のとおりである.したがって小児病棟の管理運営に当って感染による汚染の防止は重要な項目の一つである.
さて汚染防止の原則は,--かの「作らず.持たず.持ち込まず」という非核三原則に似て--感染症(伝染病)を,①院内で発生させないようにする.②もし発生したら速かに排除(隔離)する.③院外から持ち込まないようにする,ということができよう.
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