人
仕事だけが生甲斐の男国立立川病院臨床検査技師長佐藤乙一氏
広明 竹雄
1
1元国立東京第一病院
pp.16
発行日 1977年6月1日
Published Date 1977/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206241
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臨床検査の実務家,評論家,行政官という言葉がピッタリとくる.毎週,月水金は厚生省地方医務局の臨床検査専門官,火木土は国立立川病院臨床検査技師長として人体外RI検査,生理検査,一般検査などを行い,検査室管理にも余念がない.
その昔学んだ経験をフルに活用して昭和33年の衛生検査技師法制定には大いに努力し,昭和41年には日本衛生検査技師会副会長として法改正3か年計画を設定,ついに同45年には「臨床検査技師・衛生検査技師等に関する法律」が制定されたが,その原動力となった.現役を退いた後も同会の専門委員などを数多く引き受けており,日本医師会精度管理検討委員会の委員でもある.
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