検査室紹介
国立立川病院の新しい検査棟
佐藤 乙一
1
1国立立川病院
pp.846-851
発行日 1962年12月15日
Published Date 1962/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906051
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まえがき
本誌第2巻第2号で当院検査科を紹介したが,その後あらたに出されてきた整備計画やその実施ともからんで当科は以来3回の移転をした。昭和20年12月1日に元陸軍病院から国立病院に転換以来実に6回目の移転である。
前回本誌で紹介した際の検査棟にはなお改善すべき個所は少なくなかったのであるが,当面の諸事情からやむを得ず半恒久的なもの—という心がまえで既設の木造モルタル作りのものを改造したのであった。ところがここはその後中央手術棟予定地にきまり,昭和33年10月に取り払われ,後にブロック建の中央手術棟が完成したのである。かくて検査科はせまい院内を暫定的に2回移転し,今度こそは恒久予定で昭和36年5月に当棟に移転を完了した。
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