第23回日本病院学会演題選
東大病院医学データ統計解析システム—MERS T−2について
桜井 栄光
1
,
大山 啓子
1
,
小林 康雄
1
,
開原 成允
1
,
三枝 正裕
1
,
坂元 正一
1
1東京大学医学部附属病院電算機企画室
pp.25-27
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205206
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今日の医学の進歩発展は目ざましく,診療においても研究においても,医学データの量は飛躍的に増大している.その厖大なデータを処理するために,従来どおりの手作業では事実上処理することは不可能になってきた.このため,これらの貴重な医学データを処理するために,電子計算機を利用することが多くの場所で試みられている.
一口に医学データといっても,研究者によりその内容はまちまちであり,これを一般的に開発された統計解析用プログラムを用いようとすると多くの不便な点があり,実際に使用できる場合は意外に少ない.したがって通常の場合は問題ごとにプログラムを開発し,処理することが行なわれている.
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