特集 患者を護る
病院人は患者を軽視していないか
大図 重弘
1
1千葉労災病院相談室
pp.38-47
発行日 1972年7月1日
Published Date 1972/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204707
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●はじめに
編集部より表題のようなテーマを与えられたが,本当に病院人によって患者は軽視されているのであろうか,それとも軽視されていないのであろうか.病院人が決して患者を軽視していないにもかかわらず,患者である国民が軽視されていると思いこんでいる場合もあるし,逆に,病院人が軽視していないと思い込んでいることが実はよく考えてみると結果的に患者を軽視していることになっている場合もある.2-3の例を取り上げて考えてみたい.
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