特集 看護の独立を考える
総婦長制度のいきさつ
金子 光
1
1元:東大医学部保健学科
pp.22-25
発行日 1972年5月1日
Published Date 1972/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204649
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長く続いた医師への従属
‘医師の行なう診療を補佐し,医師の命令に従って医療処置を行なうものが看護であるという看護に対する概念は,長らく世界的なものであった.
わが国においては,男女の社会的格差の影響もあって,いっそうこの関係は強められ,看護は診療に隷属するものとすら考えられてきたその歴史は長い.
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