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総婦長と組合—東京都総婦長講習会から
所沢 綾子
1
,
乾 孝
1編集部
pp.32-35
発行日 1959年7月15日
Published Date 1959/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910890
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国立東京第二病院,慈恵医大をはじめ,各所で病院の組合活動が盛んになつて来ており,通勤,生理休暇等をめぐる問題も見過しているわけにはいかなくなつて来ている。病院と看護婦の板ばさみになつて総婦長の立場はなかなかむづかしくなりつゝある。こうした時に当つて都庁看護課では過る3月19日,都の総婦長講習会を開き,講師に社会心理学者乾孝氏を招いて,「組合をどう考えたらよいか」という話を聞いた。これは単に総婦長にのみ必要な問題ではなく,現に組合員である看護婦も自分達を客観的に眺めて見るという立場から必要であろう。
次は乾孝氏のお話の要旨である。
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