第18回日本病院学会臨時増刊号 パネルディスカッションの部
救急部門運営の問題点
室賀 不二男
1
1東京都立豊島病院
pp.79-83
発行日 1968年10月20日
Published Date 1968/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203459
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■5月29日(水)/15.35〜17.15
はじめに
救急医療問題については,すでに第12回,第15回学会でとり上げられ,吉田病院管理研究所長,京都第二日赤古玉院長と理論と実際の権威によって司会されている。3回目の私は,平素救急医療の受け入れ体制が不十分だと非難されている都立病院の院長であり,司会についてまったく自信はないが,各位の協力を期待して,おひきうけした。
講師は下記のベテラン諸氏である。私の質問に応じて答えと問題点を提起していただくことにした。実は,私は昨夏,欧州の各都市を訪れ,救急医療がまことにスムーズに動いているという印象をうけた。幸いに欧米各国で救急医療を体験し,見聞した新進諸氏の参加を得て追加発言を願った。
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