特集 病院建築の新しいデザイン
座談会
海外の病院建築をめぐって
守屋 博
1
,
吉田 幸雄
2
,
今村 栄一
3
,
吉武 泰水
4
,
田口 正生
5
1順天堂大学・病院管理学
2病院管理研究所
3東京第一病院小児科
4東京大学・建築学
5田口設計事務所
pp.72-81
発行日 1968年8月1日
Published Date 1968/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203417
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守屋 日本の病院管理,ことに病院建築は,だいたい輸入品なんだ。輸入には3つのタイプがある。1つは,向こうがやってるからそのまま持ってくる。反対に向こうのやつは何にも入れんと,非常に拒否的のもの。それからいいものは取り入れようじゃないかという型があると思う。われわれ病院に関しては,第3の中間派がわりあい多いですね。ヒントとしては,向こうのものを入れて,こっちでこなすというところが,いいところだと思います。
病院管理を最近見てこられた方,向こうの病院の資料を豊富にお持ちになっている方にお集まり願って,何か取り入れるものがあるかどうか,ヒントを与えるという座談会にしたいと思います。
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