特集 使い捨て物品
使い捨て物品の使用経験
給食関係物品について
長久保 淑子
1
1国立東京第一病院
pp.43-44
発行日 1968年7月1日
Published Date 1968/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203386
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はじめに
使い捨て物品は特に内容が分化・高度化し,多様化の現状にある病院においては,中央材料室における注射針,臨床検査科での検査物入容器,シャーレ,試験管など,その使用は,また範囲は,増加の途をたどっている現状で,その成果は使い捨て物品の消耗品費を十分上回って余りあり,業務の簡素化におおいに寄与している。
給食関係についても,同じく使い捨て物品について種々検討を加えているが,前記の使用部門と異なり,限定された食糧費で見返りのない給食部門ではなかなか消耗品として取り扱いきれない難点が伴い,実施にまで踏みきれないのが現状ではないかと思われる。
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