研究と報告
物品管理の盲点(2)—定数管理による物品管理の限界
松山 文治
1
1財団法人甲南病院事務局
pp.1062-1065
発行日 1995年11月1日
Published Date 1995/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901653
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はじめに
昨今,診療材料のディスポ化が進み,医療用消耗品の消費量は増加の一途をたどっている.しかもPTCA用バルーンカテーテル,心血管造影カテーテル,人工心肺,人工弁,人工関節,ペースメーカー等の超高額製品の種類も増えて,病院で購入する診療材料の種類や金額も急増している.
このために,診療材料の購入方法を工夫するだけでなく,購入した診療材料の在庫管理と使用状況の把握が重要性を増し,ここに物品管理手法の導入が検討され始めた.
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