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病院協会の在り方について
村上 実
1
1愛媛縣新居浜市別子病院
pp.13-15
発行日 1953年9月1日
Published Date 1953/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200692
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本誌昨年8月号の卷頭に『病院協会の新幹部に望む』と題する論文が掲載された,サインが記されていないので何人の提唱か知るよしもないが,その論述の中に次のようなことが記されてあつた。
『幹部の陣容についても一考を要する。新斡部は創立準備役員そのままの居すわりのようであるが,東京中心,しかも院長ばかりの理事会では思うように活動もできまい。もつとも理事会は企画機関であると言うならば,事務当局の奮起が望みたい。幸にStaffの頭数だけ充分にあることだから,若返つて恥しくないだけの活動をしてもらいたい』『会の規模についても,単に病院代表の院長のみを会員とするのでなくて,廣く建築家,会計士,役人等病院に関心をもつている人々を,個人会員として吸收するよう,この点アメリカ病院協会を見習つた方がよいと思う』
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