特集 病院の経営統合
【事例】
病院経営統合・グループ化の意義と理念
古城 資久
1,2
1医療法人伯鳳会
2社会福祉法人大阪暁明館
キーワード:
病院M&A
,
保健・医療・福祉複合体
,
日本型IHN(Integrated Healthcare Network)
,
二次医療圏データベース
,
日本医療福祉経営審査機構
Keyword:
病院M&A
,
保健・医療・福祉複合体
,
日本型IHN(Integrated Healthcare Network)
,
二次医療圏データベース
,
日本医療福祉経営審査機構
pp.542-545
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102565
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
■伯鳳会グループ病院経営統合の歩み
われわれ伯鳳会グループの中心である医療法人伯鳳会は,1960年兵庫県赤穂市にて先代の古城猛彦が19床の有床診療所,古城外科医院を開設したことを起こりとする.その後64床の個人病院とし,1970年より医療法人化した.2001年先代の死去により,長男である私が理事長に就任した.当時の売り上げ規模は53億円,265床のケアミックス病院,70床の介護老人保健施設,訪問看護ステーションが事業の全てであった.
2004年,日本経済新聞が行った病院経営充実度ランキングで全国2位にランキングされ,自信をつけて日本医療福祉経営審査機構の格付けを受けたが,意外にもBBB+の格付けに留まった.経営審査機構の審査官によると,「この経営規模ではこれ以上の格付けは付かない」とのことであった.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.