特集 病院の経営統合
【事例】
民間病院の統合と独法化―桑名市総合医療センターの地域中核病院の実現への歩み
足立 幸彦
1
,
松本 正人
2
,
郡 三千男
3
1桑名市総合医療センター
2桑名市総合医療センター 統合連絡室
3桑名西医療センター
キーワード:
病院統合
,
地方独立行政法人
,
経営改善
,
職員評価
,
医師処遇
Keyword:
病院統合
,
地方独立行政法人
,
経営改善
,
職員評価
,
医師処遇
pp.547-551
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102566
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桑名市民病院(現桑名西医療センター)では,足立が院長に着任した2006年1)以来7年間にわたって,老朽化と共に療養型病院化し,赤字の膨らみつつあった市民病院の再生に取り組んできた.具体的には,一部適用から全部適用,さらに地方独立行政法人への移行,また2民間病院との経営統合を行って,職員の意識改革・経営改善と共に二次医療自己完結型の新しい地域中核病院建設の実現へと歩を進めてきている.本稿では,現在までの経緯を,時系列を踏まえながら紹介する.
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