特集 中小病院は生き残れるか
民間中小病院が担うべき役割・機能とは―全日本病院協会「地域一般病棟に関する調査結果」より
三浦 祐一
1,2,3
1社団法人 全日本病院協会
2社会福祉法人 天佑
3株式会社メディカルクリエイト コンサルティング部
キーワード:
救急
,
連携
,
紹介
,
在宅復帰
Keyword:
救急
,
連携
,
紹介
,
在宅復帰
pp.197-202
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102474
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「地域一般病棟」の概念は,2001年9月,四病院団体協議会の高齢者医療制度・医療保険制度検討委員会報告書において,全日本病院協会(以下,全日病)を中心に纏められた概念である.地域(主として一次医療圏・生活圏)の医療を支える地域密着型病棟(病院)であり,地域住民,在宅療養中の患者,介護施設入居者,等を対象として,連携を中心とした地域包括ケアを推進する病棟(病院)である注1).
その役割としては,下記のようなものが挙げられる.
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