特集 検証“同時改定”診療・介護報酬
DPCの制度改正と今後の方向性
小山 信彌
1,2
1診療報酬調査専門組織DPC評価分科会
2東邦大学医療センター大森病院 心臓血管外科
キーワード:
診療報酬制度
,
DPC/PDPS
,
基礎係数
,
機能評価係数Ⅰ
,
機能評価係数Ⅱ
Keyword:
診療報酬制度
,
DPC/PDPS
,
基礎係数
,
機能評価係数Ⅰ
,
機能評価係数Ⅱ
pp.882-887
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102392
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平成24年度診療報酬改定が施行されてから約半年が経つ.22年度,24年度改定において,2回連続して診療報酬がアップしている.このことにより,病院運営も何とか良い方向に向かっているものと思われる.
これからの病院運営には,社会情勢の判断,厚生労働省(国)の方向性を十分理解して,病院運営をしていく必要がある.特に,今回の改定は,「社会保障・税一体改革」で示された2025(平成37)年に向けたイメージを見据えつつ,あるべき姿の実現に向けた第一歩と位置づけている.そのため,今後の診療報酬体系の方向性を示す,非常にメッセージ性の強い改定であったと感じている.
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