特集 看護の臨床研修と病院
巻頭言
池上 直己
pp.285
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102024
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医師の卒後臨床研修の必修化を受けて,他の職種においても卒後研修のあり方が改めて問われることになろう.看護師の場合も,従来は病院付属の看護学校で教育を受け,卒業後もそのまま病院で勤務するのが一般的なパターンであった.しかし,病院とは関連のない短大や大学からの卒業生が主流を占め,また看護学生の臨地実習時間数の減少に伴って看護技術力の低下が懸念されていることから,採用後の研修の重要性は増している.
本特集で取り上げる課題について一般の読者の理解を助けるため,医師の研修との相違点を列挙すると以下の通りである.
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