連載 医療マネジメント 21世紀への挑戦・2
日本の社会と医療の未来―「生存転換」概念による予測
長谷川 敏彦
1
1日本医科大学 医療管理学教室
pp.382-385
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101958
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今,政界も医療界も混迷を深め,その根本原因が「グランドデザイン」の欠如と取りざたされている.しかし,これから日本が突入しようとしているのは,これまでの常識を破る未知の世界である.確かにデザインは難しい.しかし未来の設計には予測が必須である.今回は未来予測の手がかりを求めて,これからの日本,特にこの20年間を模索したい.まず人口学的枠組みにより,「未来の社会」「医療の課題」を浮き彫りにし,相互の関係を分析する.
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