連載 ロボット技術と医療・介護・福祉・7
世界に認められた最先端の義肢「C-Leg」「MYOBOCK」
深谷 香奈
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1オットーボック・ジャパン株式会社 マーケティング部 義肢装具マーケット
pp.610-611
発行日 2009年8月1日
Published Date 2009/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101499
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オットーボック社は1919年,第一次世界大戦後のドイツで誕生した.大戦で傷ついた多くの兵士に義肢を供給するため,義肢をパーツごとに製作する方法を開発し,パーツの既製品化に大きく寄与した.また,パーツ同士の接続にピラミッドシステムを開発・採用し,このシステムは現在でも,ほとんどの義肢パーツに用いられている.創業90周年にあたる今日まで,義肢パーツのパイオニアとして,世界のトップシェアを維持し続けている.
創設者であるオットーボック(1888~1953)の「身体的に障がいをもった人々が,それを忘れてしまうほど優れた義肢を開発し,人生に再び意義を感じられるように手助けをする」という意思を会社の理念とし,使用者それぞれのニーズに適合できるよう,数多くの製品を取り揃えている.その中でも,最先端の技術を駆使した義肢パーツとして「C-Leg」と「MYOBOCK」を紹介する.
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