特集 医療IT化の行方
病院情報システム構築の現状と問題点
飯田 修平
1,2
1財団法人東京都医療保健協会練馬総合病院
2社団法人全日本病院協会 医療の質向上委員会
キーワード:
病院情報システム(HIS)
,
情報技術(IT)
,
基本要件
,
業務フロー分析
,
医療の質向上
Keyword:
病院情報システム(HIS)
,
情報技術(IT)
,
基本要件
,
業務フロー分析
,
医療の質向上
pp.485-487
発行日 2009年6月1日
Published Date 2009/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101469
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情報技術(IT)の進歩により,産業構造,社会構造が変わりつつある.ITの有効活用が競争に生き残る重要な要素である.医療においても,適切な病院情報システム(Hospital Information System : HIS)を構築することにより,医療情報の電子化,医療の成果測定,質確保,経営の効率化が期待される.しかし,情報およびITを活用するというよりも,「情報に踊らされ」,あるいは「情報機器に使われている」のが実態である.病院における情報システム構築は,必ずしも満足できる状況にはない.
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