連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・19
とぎれ
鉄郎
1
1「おおぞら」 いぞく塾
pp.344-345
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101435
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遺志を継ごうとしたが
「もしもこの病気がよくなったら,ホスピスかどこかで,同じ病気の人の話し相手にでもなりたい」.これが亡くなった妻の遺志だった.看護師だった彼女の夢は,ホスピス認定看護師になることだったが,さて僕が彼女の遺志を引き継ごうと,いきなりホスピスかどこかで,話し相手活動ができるかと言えばそうではない.医療界も今はかなりオープンになってきているが,10年前は取り付く島がなかった.
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