新連載 回復期リハビリテーション病棟便り・1
リハビリテーション医が足りない
大仲 功一
1
Kouichi Onaka
1
1茨城県立医療大学付属病院リハビリテーション科
pp.591-593
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100853
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回復期リハビリテーション(以下,リハ)病棟は,「脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者に対して,ADL 能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハプログラムを医師,看護師,理学療法士,作業療法士等が共同で作成し,これに基づくリハを集中的に行うための病棟であり,回復期リハを要する状態の患者が常時80%以上入院している病棟」と定義付けられ,平成12年4月の診療報酬改定によって「回復期リハ病棟入院料」という特定入院料として設けられた.その概要は表1の通りである.
このシリーズでは,現場に従事する一臨床医の立場で回復期リハ病棟に関連した話題をとりあげていく.
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