連載 病院管理フォーラム
事務長の病院マネジメントの課題 急性期病院の立場から・21
“選択と集中”に耐え得る組織と戦略とは
鈴木 紀之
1
1筑波メディカルセンター病院事務部
pp.1022-1025
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100718
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将来戦略を睨んだ組織構築と変革に備えた“選択と集中”
筆者による連載第2回目の今回は,筑波メディカルセンター病院事務部門のこれまでの活動を題材として,課題への挑戦の成果と挫折の試行錯誤について報告する.特に今回は,「病院」という機能が持つ組織の複雑さ,難解さへの挑戦と,それに取り組むことで得られる成果とは何か? について解を求めていきたい.また,地域ニーズの分析,医療システムの変革を踏まえた当院の生き残り戦略を,今後どのように設定していくか,これまでのプロセスを俯瞰しながら検証を加える.
読者諸兄にとっては,今回の二つのテーマは既に十分情報収集や,ご理解はいただいている内容ではあるが,目的達成の手段として,違う角度からご検討いただければ幸甚である.
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